buildkernel.sh と buildworld.sh2014年07月11日 10時53分55秒

以前書いた記事を見付けられずに悲しい思いをしたのが、前日。今回も思い出せずに、書き直し。書き直した後に見付けた。ただし今回は前回より、使い勝手を若干向上させている。

今回思い出せなかったのは、一歩進んだ buildworld/buildkernel のやり方。installkernel.sh と installworld.sh は特に使わない事が多いので既に引退してる。

素の buildworld と buildkernel では全て削除してからコンパイルが行われる。buildworld だと -DNO_CLEAN を buildkernel では -DNO_KERNELCLEAN とオプションが違う。

また、複数のカーネルを作りやすいように、再帰的に呼びやすいように "$@" を有効に使う。他にも日常的に使うオプションをあれこれと渡す。実際に使うときは、よく installkernel をシェルスクリプトの引数として渡して、インストールも兼ねることも多い。


% head build* pae.sh 
==> buildkernel.sh <==
#!/bin/sh

make -j 15 buildkernel -DNO_KERNELCLEAN "$@"
==> buildworld.sh <==
#!/bin/sh

make -j 20 buildworld -DNO_CLEAN "$@"
==> pae.sh <==
#!/bin/sh

sh buildkernel.sh KERNCONF=PAE MODULES_OVERRIDE='opensolaris zfs' KODIR=/boot/PAE "$@"

最近 PAE で色々と実験をしている。pae.sh を作って buildkernel.sh を通して呼ぶのが最適だった。KODIR を用いて /boot/PAE にインストールし、第三ローダから /boot/PAE で起動し直す。PAE については、後々細かくふれていこうと思う。

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