ggated/ggatec を RO で試す2009年01月24日 01時47分13秒

外付けのハードディスクが壊れたのだが、買いに行く時間が取れずに今日まで至っている。通販で買おうかと思ったが、一度品物を手に取ってからと思っていたので、結局買えないままだ。

それでも、バックアップや外付けにしかないデータを使う必要も出てくる。そんな時は、古い Celeron 400MHz に鞭を打ちつつ動かす事になる。十年前に買ったデスクトップのシステムだ。7.1-RELEASE が動いている。この機械で、mount し、nfs を通してラップトップ上のシステムで使っている。このディスクは、gli で暗号化されているので、2MB/s が最高のスループットだ。遅い。

流石に遅いので、これを高速化しようと思い立った。ggate の出番だ。しかし、以前に淡い想い出があるので、慎重に行動する。デスクトップからは、読み出し専用で ggated で export して、ラップトップに繋がれている更に大容量のディスクにバックアップを取る。

デスクトップで ggated の設定をし起動。こちらでは、ad6 として認識されているので、それをそのまま使う。


$ cat /etc/gg.exports 
192.168.0.0/24          RO      /dev/ad6
$ ggated

ラップトップのクライアント側。ggatec でデバイスを指定する。その後、geli で復号化。それから readonly でマウント。


$ ggatec create -o ro 192.168.0.3 /dev/ad6
ggate0
$ geli attach /dev/ggate0
...
$ geli detach -l /dev/ggate0.eli
$ mount -r /dev/ggate0.eli /mnt/export

前回試した時は、panic を起こしたので、恐々と見ていた。95% 使われている 250GB のディスクを rsync で二回。何も問題なく、バックアップは終わった。nfs 経由よりも速かったが、細かい数字は見ていない。以前は動かなかったが、修正されたのだろうか。前回は FreeBSD-7.0 で、今回は FreeBSD-7.1 だ。

次回

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