データ整合性: geli init -a2008年09月27日 18時33分24秒

データ整合性の確保は以前に紹介したが、実際の使い方は忘れていたようだ。もう一度、調べる羽目になってしまった。

細かい調査は、前回に説明してある。あまりブロックサイズを大きくしすぎても、余計なオバーヘッドが増えることになるので、結果的には最小のブロックサイズは 4096 になる。


$ geli init -a HMAC/SHA256 -s 4096 /dev/da0

としていする事で、データの破損も検知できるようになる。しかし、破損を検知したからと言っても、geli には修復は出来ない。あくまで、整合性のみである。それらの用途であれば、raid3 などの他の geom を使う必要がある。

なお、geli initnewfs をする前に、dd if=/dev/zero of=/dev/XXX.eli bs=10M 等として、消去する必要があるみたいだ。これをやらずに、newfs が失敗したのを何度か経験した。

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