gvfs-0.2.5 (via libgnomeui-2.22.1_2) requires libcdio-0.78.2_2 with PARANOIA2008年09月17日 02時11分50秒

7.1-RELEASE と 6.4-RELEASE に向けて更新が凍結されているので、手元の ports を更新している。eclipse がインストールされていたので更新していたが、必ず失敗するので原因を探ってみた。

どうも、eclipse が libgnomeui を必要としている。そして、libgnomeui は gvfs を必要としている。その連鎖の中で、更に libcdio が必要となるようだ。そして、libcdio をインストールしようとして失敗している。

実際には、既に libcdio はインストールが済んでいた。それなのに、libcdio をインストールを試みる理由は、


% vi devel/gvfs/Makefile
OPTIONS=        FUSE "Enable fuse" on \
                SAMBA "Enable Samba" on \
                GPHOTO2 "Enable Gphoto 2 camera support" on \
                CDDA "Enable CDDA" on
...
.if defined(WITH_CDDA)
LIB_DEPENDS+=   cdio_paranoia.0:${PORTSDIR}/sysutils/libcdio
PLIST_SUB+=     CDDA=""
.else

だった。CDDA のサポートはデフォルトで、on になっている。これが cdio_paranoia.0 が存在しないと、libcdio をインストールすることになる。

libcdio にも PARANOIA のオプションがある。cdio_paranoia.0 はこのオプションを有効にしてインストールしないと入らない。どうも、PARANOIA のオプションはデフォルトでは on なのだが、何らかの理由で off になっていたようだ。長いこと使っている ports なので、自分で変えたのだが、昔の初期値が off だったのかは定かではない。

とにかく、libcdio を PARANOIA オプションを有効にして、再インストールすると問題なくビルドはすすむようになった。