就きたい仕事から英文履歴書を書き始める2013年09月23日 13時08分59秒

英文履歴書は難しい。何が難しいのかと言うと書式が決まっていないから。そして、自分を売り込むための物だから。簡単に書ける人達がいたとしたら、元々が売り込むのが商売のセールスぐらいであろう。日本語で英文履歴書を書き方を解説する本やサイトは多々あるがあまり要領の掴めない人達も多かろう。

英文履歴書に書式は無いが、自分を売り込むのに優れた書式など多種多様にあるわけではない。アメリカでも、履歴書に適した書式は、三つと言われる。しかも、そのうちの一つが大多数を占めるのが現状だ。

売り込むための書類なのだから、それを見て買い付ける人達がいる。何も履歴書を書くのに小説家になる必要は無いのだ。そして、履歴書は新しい職を探すのに使う。

すなわち、第一に就きたい職の求人を探す。そこには、どの様な能力と仕事内容だかが書いてある。特に、現在やっている仕事と重複しているものは特に重宝する。そして、第二に現在の職の求人を探す。ステップアップを目指すと、現在の自分に似ていないものも拾ってしまう。自分を語るために、今の自分に近いものを探すのだ。第三に、それらを真似つつ、成果や実際の数値を上げつつ肉付けをしていけば良い。これらを元に書き始めれば良い。目標とする職種が似ているようだったら、書きやすい。ちょっと違った分野を狙っているのなら、現在の職に近いものを元に、更に幅を広げていく。

Software Engineer で適当に探すとこの様なものがあった。

  • Design and develop new components or client’s integrations according to specifications created according to the client business rules.
  • Lead other software engineers in their development and testing efforts, including the assignment of tasks, monitoring of progress and management of code review sessions.
  • Provide diagnostic support for existing integration applications.
これを元に、Designed and implemented… 等のように書き出しで始める。この例では、顧客の要望に合わせて等ととても抽象的なので、これを具体的な成果に書き換えていく。例えば、在庫管理システムを作って、顧客の在庫管理にかかる費用が半分になったとしたら、designed and implemented new inventory system and reduced costs by half compare to their last system 等の様に飾り付けていく。

書道では、手本を真似て書くことから始める。履歴書もそれと同じで良いのだ。実際の職探しには、景気や流行りなどもあるので、履歴書を書けばすぐ仕事が見付かると言うわけでは無いと思うが、一筋の光明になればと思う。

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