uyota 匠の一手

長い髪の毛が束になって落ちているから何かと思えば、娘が自分で髪の毛をチョッキンと切っていた。誰がやったのと聞くと、自分がやったと元気に答える、二歳十ヵ月の娘。まだまだ、素直だ。まだ、娘の発音は「かみねい」だ。

「もう切らないでね。」と言っても嫌だと言う。そして、また少し切っていた。後で困るからと言ってみたが効果はほとんどない。取り敢えず、手で漉いて取れるだけ、切られた髪の毛を取った。

さて、すぐに御風呂の時間。今日はシャワーではなくて御風呂が良いとのことだが、子供二人揃って娘の頭から落ちて来る髪の毛が、気になってしょうがない。息子はすぐに出て行った。娘の出て行こうとしたが、髪の毛をお湯で流して、石鹸で洗わないわけにはいかない。嫌ったが、有無を言わせずに洗髪。髪の毛を自分で切るのには懲りたようだった。

まだまだ、面白い発音も多いが、娘は言葉が一気に発達している、二単語ぐらいが主だった、二、三ヵ月前と比べても三単語、四単語で文章も作り出した。歌が好きでよく歌っているが、あまり覚えるのは得意ではないみたいで、面白い歌が多い。九月になって、英語系の幼稚園から非英語系に変えたのに、今月は英語の成長が著しい面白い娘だ。