感謝祭時期の交通事情: uyota 匠の一手

とても凄いの一言。日本で言う黄金週間やおぼんといった感じだ。アメリカで一番人の行き来が多い時期になり、飛行機も一番混んでいる時期になる。なお、テレビのニュースではアメリカの民族大移動と形容することも何度もあった。

今までは、特に動くこともなかったので実体験をしたことは無かったのだが、今回だけ単身赴任の為に避けることが出来なかった。

まず、一言。取り合えず凄い。二度と経験をしたくない。

どの交通機関も大混雑している。バスでの移動を一ヵ月程前に予約しておいた。予約自体には何の問題も無かった。ニューヨークの地下鉄も混雑していた。

しかし、バス停に着いてからがもっと凄かった。道に人が通る場所も無いくらい乗り込むのを待っている人がいた。バスも増発しているのだが、高速道路自体が大渋滞で時間通りに動いていない。各地に出発する人達でごったがえしていた。待つ人に聞いてみると、ボストン行きのバスが五時間程遅れているらしい。既に午後六時半を過ぎているのに、新たに到着したバスは一時の便だそうだ。

好運な事に、フィラデルフィア行きのバスは一時間遅れで入ってきた。他の都市行きは二、三時間の遅れはほぼ当り前の状態なのだ。

バスに乗ると、いつのも高速道路は大渋滞で駐車場になっているので路線を変更して向かうとアナウンスされた。最速の道を使うと二時間で行ける。他に渋滞の時期に自身でも使う道が幾つかある。窓の外の景色を見ていると、そのうちのひとつだった。プリンストン経由で、二時間半ぐらい掛かる道になる。どうも、途中で更に遠回りをしていたようだったが、三時間ぐらいで到着した。

うーん、疲れた一日だった。