tmpfs 体験談2008年02月19日 11時04分41秒

tmpfs を日常的に ports 更新の作業利用している。この体験を元に言うと、物理メモリを最低 1GB、出来れば 2GB 以上欲しい。これぐらいあるとディスクを使うよりも速く快適に ports の更新を出来る。

mozilla 系や Java JDK のコンパイルに、1GB から 2GB ぐらい必要になる。1GB しかメモリが無いとスワップを起こす。それでも、最近のシステムでのスワップは数十 MB を一気に吐き出すので、細かいファイルを数十 MB を書き出すよりも速いので、tmpfs を使う。2GB も実メモリがあると、これらでも、ほとんどスワップをしないで作業を終える事が出来る。流石に、OpenOffice の 10GB 単位のディスク占有量は、tmpfs では捌けない。

普段は、make clean は省略している。何せ、umount -t tmpfs で一瞬で消えるので、ディスクを使っている時の様に rm などを行う必要は無い。 mozilla 系や JDK のビルドが行われる時は、流石に tmpfs の容量に気を付ける必要がある。さもないと、スラッシングの嵐に襲われる。 これらのビルドが始まると、インストール済みの package の作業領域を手で削除する。

流石物理メモリだけあって速い。最低 1GB ぐらいから快適に使える。しかし、残念ながらそれ以下のメモリだと、容量が足りなくなる事も頻繁になってくるのであまり勧められない。

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