mksnap_ffs の鬼門2009年11月15日 13時53分44秒

UFS のスナップショット機能を使い出したが、どうも重大な欠陥があるようだ。スナップショットを使い始めたが、悲惨な目にあった。現時点で FreeBSD 7.1 を使っている。ここらへんのコードはあまり変わっていないので、UFS2 全般に言えることだと思う。

さて、気持ち良く使っていたが、ファイルシステムが完全に埋まりエラーを出し始めた。root で kernel と world のビルド用に使っていた為、一般ユーザで使っていたときの様に 100% で止まらず、余裕を持って割り当てられている 110% まで達してしまった。システムはそのままクラッシュしてしまった。

その後はいつものように、fsck を掛けるだけかと思ったがそうはいかなかった。fsck をかける度に修復する箇所があるので直すかと聞いてくる。直したいし、直すしか進む方法もない。

この fsck が一度では終わらず、何度やり直しても終わらない。しかも、fsck をかける毎にファイルが消えていき、またスナップショットも消えていく。最終的にほとんどのスナップショットと大量のファイルが消えてしまった。

root で使っていたりして、ファイルシステムを完全に埋めてしまうと、UFS のスナップショットは悲惨な事になる。大切なファイルでは無いので、最終的には削除してしまった。root で作業している自体も良いことでは無いが。