スキャナーの一利用法2006年10月06日 10時26分38秒

スキャナーを購入して、一年以上経つがとても役に経っている。最初は、カメラで撮った写真をスキャナーで取り込むための物と思っていたので、購入前は無用の長物だとすら思っていたものだった。

元々の購入動機は、増え続けていく明細書の整理のためだった。最初はデジタルカメラでやろうと試みたが、手間が掛かるだけでなく、取り込んだが画像も御世辞でもよいとは言えない。そこで、元来、平面のものを画像として取り込むスキャナーの購入を決めたのだ。

銀行やクレジットカードその他の明細書は、ほとんどの場合はその月の物に目を通すだけだ。たまに、必要になってもその月の物があれば、ほとんど用が足りる。稀に、二、三ヶ月前の物が必要になるときもある。しかし、ほとんど無いとは言え、一年以上前の物を見てみたくなることがあるため、今までほとんど捨てていなかった。そのため、書類の山は高くなる一方だったのである。

そこで心機一転、購入を決めたのだった。

その後、千枚以上に及ぶ書類の山を取り込み、紙は処分した。スキャナーで、jpeg と pdf が画像形式として使えたので最初は両方で保存していたが、jpeg の方が何かと便利だったので、今では jpeg のみだ。かなりの量のディスクを占有するようになったが、大容量化低価格化のおかげで特に問題もない。

最初はファイル名をどうすれば良いかを、少々悩んだが今のところ上手にいっている。一応参考までにあげておくと、abc-bank/abc-bank-2006/abc-bank-20061006-1.jpg などとしてやっている。最初が明細書の会社。次に年号を足してサブディレクトリを作り、明細書に日付と通し番号を付けている。構造的に重複が多いが、こちらの方が便利だった。ImageMagick の display などで見ているときに、ファイルの名前が表示される。サブディレクトリ無しだと、ファイルの数が多くなりすぎるなどの理由だ。またサブディレクトリが年号だけだと、どこにいるのか混乱することがあったので、会社の名前も加えた。