FreeBSD の SA が四つ2015年07月31日 13時52分14秒

FreeBSD の SA が四つ出ている。そのうちの一つは openssh で、もう一つは bind。

FreeBSD-SA-15:14.bsdpatch は patch が問題。10 系のみの影響となる。ファイルを生成するために、SCCS や RCS のコマンドを実行するときに、任意のコマンドを実行できるそうだ。回避策は無いので、利用するのなら更新が必要。

FreeBSD-SA-15:15.tcp は TCP に関連する問題。VIMAGE の実装に問題があり、VNET を大量に生成すると、mbuf が枯渇する。8 系から 10 系まで全てに影響があるが、VIMAGE をカーネルに組み込んだ場合のみなので、影響は局所的だろう。

FreeBSD-SA-15:16.openssh は openssh に関する問題。8 系から 10 系まで全てに影響。

FreeBSD-SA-15:17.bind は 8 系と 9 系のみに影響。TKEY の処理に問題があり、攻撃者は bind を終了させることがある。

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