カバーレターについて思うこと2010年08月02日 12時44分45秒

友人や同僚の中には面接をしたり、履歴書を見たりする人達も入る。同じく、IT 系の技術者の人達だ。履歴書をすこし見せてもらって意見を聞かれたこともある。

最近の一連のこの中で共通する部分が一つ見られる。それは、これらの中のどの人もカバーレターは持っていないのだ。一昔前だと、ファックスや手紙で履歴書を送っていたので、その時は一式束ねて回っていたが、今では履歴書だけが添付書類としてメールで回されるのしか見たことがない。

就職斡旋業者を通したり、就職活動の手引など様々な本などには、如何にもカバーレターが大切かが書いてある。自身でも例を取り上げたりもした。そして、本の中や、就職の為の講習者の中にはカバーレターのお蔭で職を得たとの事例まであげてある。

現在では少なくても技術職に関してはそれはないと思っている。カバーレターのお蔭で就職できたなどは一切あり得ない。結局、現場で受け入れる側は見る機会自体も無い。そして重要なのはどれだけの技術、経験があるかと言うこと。

一時は自分もカバーレターに力を入れてみた時期もあったが、それに見合った対価は得られなかった。書くのであれば、人事部に失礼の無い程度で自分を売り込む文を定型にしておく程度で良いと思う。第一のふるいを通り抜けるのを目的にすれば良いと思う。