Xorg を 6.9 から 7.3 へ更新: uyota 匠の一手

FreeBSD 6.2-RELEASE への更新は以前に見送った。しかし、今回は一気に 7.0-RELEASE へ更新する。ports 関連も、結構長いこと更新していないので、Xorg も含まれる。

UPDATING を見ると 6.9 から 7.2 への更新の仕方は、書いてある。現在では Xorg も 7.2 から 7.3 へ更新されている。それからも色々と変更があるので、少し手順を変えた方がいい。一週間程、様子を見ているが、元々の作業にも幾つか手落ちがあるので、send-pr をしておく必要がありそうだ。まあ、随分大がかりな更新なので、幾つかの小さい抜けは仕方がないと思う。

今回の更新での大まかな作業手順。

1. 早い機械を準備する。
2. x11/xorg がインストールされているのを確認する。
3. /usr/ports を更新する。
4. autotools を更新する。UPDATING を参照のこと

   
   # portupgrade -f 'autoconf*' 'automake*'
   # cd /usr/ports/devel/autotools; make install
   
   

5. UPDATING に沿って Xorg を更新。

   
   # portupgrade -f -o ports-mgmt/portupgrade-devel portupgrade
   # rm -f /usr/ports/INDEX*.db /var/db/pkg/pkgdb.db
   # pkgdb -fu
   # setenv XORG_UPGRADE yes
   # portupgrade -a -x 'gstreamer*'
   # portupgrade -Rr 'gstreamer*'
   
   

x11/xorg が入っていないと、マウスや他の幾つかのドライバが入ってこないため、startx ができなかった。また、ruby と portupgrade を手動で、更新する必要もある。 あと、python も更新する必要があるが、上の手順では、あまり好ましくない。