祖母が九十九で ― 2021年09月28日 12時38分19秒
十年前はまだまだ元気で一緒に旅行に出かけたり、近場に出かけたりしていた。ひ孫の息子は一緒に海岸まで出かけたり等、ちょこちょこと一緒に遊んだ。
十年前に足を悪くしてから、養護施設でお世話になっていた。最初は、元気だったが、しばらくすると記憶が薄くなっていったのが分かった。数年前ぐらいからだろうか。ひ孫の顔と名前が分からなくなった。ただ、数も多いし、そんなに会わないからだろう。三年前ぐらいは、孫や自分の子供達とその伴侶はまだ分かった。二年前ぐらいから大分弱っていて、状態の良い日は分かるが、誰かを思い出すのに時間がかかる事もあるようだ。父よりも、孫の方が近かった様だ。
最後に訪問したときは、家の子供達も一緒に行った。分からない人がいても、誰かが尋ねてくるのが嬉しいよう。子供達も何も遊ぶものがない所なので、車椅子を押して施設内を何周もしたものだった。
新型肺炎が流行る二年前に日本に行った時が最後の訪問になってしまった。当時は、病気でこんな有り様になるとはまったく思っていなかったので、もう一度くらいは、訪問出来るかと思っていたが。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://uyota.asablo.jp/blog/2021/09/28/9427735/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。