オプション取引のタイプ2013年03月10日 15時21分33秒

オプション取引のタイプには、ヨーロピアンタイプのアメリカンタイプの二種類がある。英語では optino style と呼ばれて、European style と American style になる。

ヨーロピアンタイプは権利行使日にのみ権利行使ができる。アメリカンタイプは引日から権利行使の最終日までいつでも権利行使ができる。これは、買い手か売り手によって、有利不利が変わる。

名前の通りアメリカで取り引きされているオプションはアメリカンタイプで、ヨーロッパではヨーロピアンタイプだ。中にはブラジルなど、アメリカンタイプが主だが取引所に申請すると、ヨーロピアンタイプも取り引きできるようになる所もある。

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_ 投資一族のブログ - 2013年10月11日 21時11分44秒

初めての米国市場のオプション取引なのだが、やはり実際にやってみないと、わからないこともあるので、それを書いてみようと思う。 私は扱い慣れたEuropean Cash SettleのS&P500 Index Options、Index Point×100倍(CBOE上場)を取引している。 http://www.cboe.com/Products/indexopts/spx_spec.aspx Tick幅は10セント、オプション価格が3ドル以下はTickは5セントであるが、Market Makerが出している気配・スプレッドは、短い期間で1~5tick、数ヶ月ものだと10tick(約1ドル、対インデックスで7ベーシス)、1年もので2~3ドル、2年ものでも7~9ドル。 ちなみにもっと高い流動性があるAmericanのFutureによるPhysical SettleのE-Mini OptionsはIndex Point×50倍(CME上場w、取引所間競争もマジで激しいわ、これw)でTick幅は25セント、短いもの、アウトなものは1tickの25セント、長いものでもアウトならば、1~1.5ドルのスプレッドでEuropeanの約半分くらいのAsk/Bid Spreadで常時提示されているというイメージである。 http://www.cmegroup.com/trading/equity-index/us-index/e-mini-sandp500_contractSpecs_options.html ・実質的に狭いAsk/Bid AmericanのE-Miniに比べると、多少ワイドなスプレッドに見えるEuropean Index Optionではあるが、見かけよりも実態はタイトに取引できる。 2013.07.24 誰が見てる? 長期のボラティリティ で詳細は述べたが、Market Makerはヘッジの都合で、常時出している気配はそれほどタイトには出してこないが、真ん中ちょい高めで出せばほぼ買える(真ん中ちょい低めで出せばほぼ売れる)。 真ん中ちょいを、具体的な例で示すと、 5.1/4.9 なら 5.0で売買可能 (日本だと55円/49円に相当するので、Tick幅が全部1円刻みと言ったイメージであろう。プレミアム3ドル以下なら0.05刻み、5セントなので、日本に例えると、50銭刻みに近い。) 6.3/6.0 なら 6.2で買えて、6.1で売れる。(日本だと65円/60円) 驚愕なのが、長いもの(2年ものであっても!) 140.0/132.0 であっても、136.0~136.2で出せば約定(買えて)してしまうという流動性がある。 日本で言うと1400円/1320円でスプレッドは似たようなものだが、{とはそれは昔懐かしい話、2013年7月16日、東・大併合、125円刻み開始以降(長期のオプションの気配が消えたのはその数日後の7月19日くらいだったと記憶している)は、長期のオプションに関しては、このワイドな気配すら提示されていないのが現実だ!}、日本だったら1370円か1380円くらい出せば(S&P500では138相当) 約定するだろうという程度"だった"が、米国市場では、Market Makerの目は鋭く光っており、わずか20セント、日本で言うところの真ん中から2円ずれたところ1362円で約定してしまうということだ。日本では10円刻みで、往復で20円から40円相当のスプレッドが発生するが、これほど長期のオプションが4円スプレッド(40セント)で取引できるなら、バイ&ホールド(もしくはセル&ホールドw)以外にも、かなり積極的に期中売買ができる。 使おうと思っていたCombination Order機能、Put Spreadの売り指値やCalender Spreadの買い指値等もできるが、それはほとんど決まらない。むしろ、"中で出せば作ってくる"、って健康な女? じゃなくてw、正確に書くと、"Ask/Bidの中で指値を出せば、Market Makerが作ってくれる" ので、アウトライトで出してしまった方が約定しやすい。 最も分かりやすいのがカレンダースプレッドである。 実際のAsk/Bidを載せてみるが、これで見る限り、Strikeによらず、7.8Bidの10.5Offerのような絶望的な気配で提示されている。Spot 1700近傍の段階で1735 Call Calender を8.7で買うと、2%(34ポイント)上がったら、アットザマネーカレンダーつまり、現在の1700近傍の値段になるので、7.9で売れるという表なのである。カレンダースプレッドの売買時両側において、アスクビッドをフルで払えば、カレンダーのデルタを当てているのにもかかわらず0.8ドル損をすることを暗示している。...