X11BASE と dummyflash2006年10月22日 07時34分34秒

X11BASE が LOCALBASE に移動する。/usr/X11R6 が /usr/local にだ。

20061014:
  AFFECTS: All GNOME users
  AUTHOR: gnome@FreeBSD.org

  GNOME has been updated to 2.16 and all GNOME components have been
  moved from X11BASE to LOCALBASE, to upgrade your GNOME desktop and
  applications you will need either sysutils/portupgrade or
  sysutils/portmaster. To use portmaster, make sure you have least
  1.9 version to have the upgrade success.

今回、更新を始めたが、seamonkey で大量の plugin が使えなくなった。plugin のページで確認してみると、java と zip ぐらいしか無かった。再度昔の環境で確認してみると、もっとたくさんの plugin がある。

まだ、この時点では、X11BASE が原因だとはわからなかった。gnome 更新の副作用かと思い、今度は seamoney のみを更新したが、同じ症状が現れる。

実はここで、今回は更新を見送ろうと思ったのだが、面白い物を見つけた。dummyflash に変更が入っていたのである。dummyflush は flash の plugin して組み込まれ、何もしない

この更新から推測できるのは、X11BASE を元にしている plugin は全て更新される必要がある事だろう。gnome は動いて、その他にもチラホラと移動し始めたものがあるが、大した量ではない。 gnash を入れた理由は、linux-plugin が入っていると、高い確率でブラウザごと死んでしまうからだった。gnash が入っていると、ブラウザごと落ちたことはない。それでも、必要もない CPU を使っているのは気にはなっていた。

dummyflash の方が、目的に叶っていたのである。どうせ他の plugin は大した影響は無いので、私の環境では大丈夫にはなった。

firefox や mozilla の状態がどうなっているかは、検証してはいないが、もし利用しているのであれば、一度実験する事を薦める。もしかしたら、使えなくなっている plugin もたくさん出てくるかも知れない。`

これらの plugin が再コンパイルだけで、全てが使えるようになるかは調べてはいない。しかし、


-USE_X_PREFIX=	yes
+USE_XLIB=	yes

と変更されているのから推測すると、USE_X_PREFIX=no USE_XLIB=yes と /etc/make.conf に書けば、解決するかもしれない。

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