納豆を作る ― 2013年08月19日 12時23分08秒
あちらこちらで調べると、わざわざ装置を作ったり、専用の道具を使ったり敷居が高い。中には読んでいると温度計を備えたりして、精密な化学実験をやるような清潔さと正確さが必要だとぐらい思えてくる。しかし、そんな厳密な管理も必要無いようだ。ずぼらなやり方に到達したので、紹介する。なお、子供が生まれる前にも試してみたが、失敗している。
材料は大豆と納豆数粒。やはり、質の良い大豆の方が味が良い。簡単に言えば、単価の高いもの。水に漬けてふやかした後に茹でる。なお、圧力釜を使うと短くて楽。量はいつも目視で適当にやっている。
道具は三つ。クーラーボックス、湯たんぽに容器。そして、適当なタオルを二枚。湯たんぽはアメリカはほとんど見かけることは無いと思う。日本から持って来たがある意味反則かも知れない。そして、クラーボックスは適当なもの。現在使っているものは二十リットルくらいの小ぶりな物だ。沸騰した物をプラスチックの容器には移したくないとの要望で、ガラスの物を使っている。
容器を熱湯消毒して、茹でた大豆のお湯を切りいれる。そこに納豆数粒を落としてかき混ぜる。それをクーラーボックスに、お湯を入れたタオルを巻いた湯たんぽ、容器を入れる。そして、もう一枚のタオルを蓋で挟んで落ちないように、天井部分に張る。発酵が進むと水蒸気が出るので、結露して容器に垂れるのを防ぐ。
大体、この時のクーラーボックスは手をかざすとムワッと暖かいぐらい。暖かいところに、そのまま一晩から二晩置いておく。湯たんぽは冷めていくので、よほど温度の高いところに置いてない限りは、数時間から一晩ぐらい、時間が多くても大丈夫みたいだ。ここらへんがずぼらな手順。うっかり忘れても大丈夫。寒い時期で発酵が足りないようなら、湯たんぽをやり足す。
これでも、しっかりとした納豆の味が出る。今のところ、糸の引きが弱いのが課題だ。少しは粘るのだが、まとわり付くようなネバネバのものが出来ていない。
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