ZFS でも atime を無効に2009年03月22日 11時01分21秒

ZFS でも atime を無効にすることが出来る。atime は最後にファイルが参照された時刻のこと。これが有効だと、ファイルを cat や less で参照するだけでも、ファイルシステムが更新される。たくさんのファイルの中身を参照すればそれだけ更新も増える。その為、これを無効にするだけでファイルシステムが速くなる。

$ zfs get atime scratch 
NAME     PROPERTY  VALUE    SOURCE
scratch  atime     on       default
$ zfs set atime=off scratch
$ zfs get atime scratch
NAME     PROPERTY  VALUE    SOURCE
scratch  atime     off      local

個人的な環境では、noatime を使い続けて数年経つ。公私共に、atime が役に立ったことは一度もない。一度だけ、問題追跡の足掛かりになるかも知れないと思い、当該ファイルの atime を調べたことがあったが、既に隣で同じく調査をしている人がファイルを開いた後で意味をなさなかった。

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