NetBSD FFS Journalling Support2008年03月07日 11時36分31秒

Patches for journalling support との投稿を NetBSD で見つけた。FFS のメタデータジャーナリング用のパッチが、Wasabi Systems から提供された。 冒頭を簡単に訳す。

Wasabi Systems Inc is pleased to make our journalling code available
to the NetBSD community.  This code is known as WAPBL - Write Ahead
Physical Block Logging, and has been used to provide meta-data
journalling in production environments for over 4 years.  WAPBL
journals meta-data only - not file data, and has been used on
filesystems ranging from from 16MB to multiple terabytes in size.

Wasabi Systems はここに FFS 用のジャーナリングシステムを NetBSD に寄附する事を発表します。このコードは WAPBL、別名 Write Ahead Physical Block Logging といわれるメタデータのみのジャーナリングを提供します。ファイルのデータは保存されません。Wasabi Systems では、16MB から 数 TB に渡るファイルステム上で 四年に渡って運用されてきました。

数十 GB ぐらいでは、FreeBSD の Softupdate で十分だと思っていた。fsck もバックグラウンドで行うため、軽量かつ比較的早く終わる。しかし、数百 GB ぐらいになってくると、バックグラウンド fsck も十五分から三十分ぐらいかかるようになってくる。その間はディスクの性能も出ない。カーネルや新機能を弄っていて数分に一回クラッシュすると流石に嫌になってくる。FreeBSD には gjournal があるが、NetBSD の方も面白そうだ。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://uyota.asablo.jp/blog/2008/03/04/2690163/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。