FreeBSD で ZFS の自動マウントを解除する2017年10月05日 13時44分37秒

最近は、余っている昔のディスクを USB で接続して、ZFS を作り、FreeBSD の /usr/src と /usr/obj を置いている。ZFS は圧縮できるのと二つのファイルシステムの容量の割当が動的なので、src と obj の割合などを考える手間も省けるので便利だ。

複数のリリースを別のディスクに置いていたりすると、/usr/src が重なってしまう事がある。自動マウントになっていると zpool import で次々と重なってしまう。

$ df -t zfs
Filesystem    1K-blocks     Used    Avail Capacity  Mounted on
current        24911400  3937530 20973870    16%    /current
current/obj    28474797  7500927 20973870    26%    /usr/obj
current/src    25193266  4219396 20973870    17%    /usr/src
release11      7830973       23  7830950     0%    /mnt/obj
release11/obj  23433864 15602914  7830950    67%    /usr/obj
release11/src  9790345  1959395  7830950    20%    /usr/src

こんな場合は、import してから目的のファイルシステムをマウントしたい。zfs set に canmount の設定項目がある。on にすると zfs mount -a で自動にマウントされる。off にすると、マウントは出来なくなる。off の用途は、複数の zfs データセットに同じ mountpoint が設定されている時らしいが、個人的には使ったことは無い。今回は、noauto を指定して、mount -a 等の自動マウントは無効にするが、手動マウントは行なえる。

$ zfs set canmount=noauto relase11/obj
$ zfs set canmount=noauto release11/src

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