FreeBSD がマルチユーザモードで起動できないが ― 2014年06月30日 08時58分09秒
現在のところ、母艦は HP Pavilion dv6426us で Samsung RV515 を予備としてちょこちょこ使っている。X の調子が良くないのと、Windows Vista との共存が面倒なので CPU を必要とした時に、USB ディスクを繋げて外部から起動する形をとっている。
FreeBSD 10.0 の更新を母艦の Pavilion で行い、USB ディスクに ufs_copy で複製した後に、RV515 に接続。しかし、FreeBSD 10.0 は起動しなかった。
起動に失敗し、BIOS に戻って Windows が起動してしまう。失敗するのはカーネルの読み込みが終わってルートシステムの再マウントをして、init を起動するところ。もし、fstab に間違った起動ファイルシステムを指定していたら、プロンプトが出て、指定のファイルシステムとパーティーションから起動するところだ。一度、起動ディスクを間違ってしまい、ここで ufs:/dev/da0s1a と入力した直後に再起動が掛かってしまったのが、再起動のかかっている瞬間の特定に助け船になった。
まずは、USB ケーブルを着け直して、隣で fstab を修正。そして、マルチユーザモードで起動できないのが確かなので、シングルユーザモードをブート画面で指定した。カーネルの読み込み後、無事にシェルが起動して、シングルユーザモードでの起動に成功。そこで、exit を押して、マルチユーザモードとしての始動を試してみた。問題なくマルチユーザモードに移行し、login が面画出る。
取り敢えず、マルチユーザモードで上がったので、shutdown して再試行。今度はいきなりマルチユーザモードで起動できるか試してみる。そうしたら、今度は問題なくマルチユーザモードで起動した。何故だかは知らないが、以前にお目にかかったことの無いケースなので、ここに記録。
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