raidz2 の zpool は自動復旧出来た: uyota 匠の一手

raidz2 の zpool を拡張中に他の作業も並列して行おうと、USB コネクタに手を伸ばした。他のコネクタにも触ってしまって、信号が途切れてしまったらしく、合計三つのデバイスが無効に。zpool の ディスク交換の resilver 中に、障害を起こした。

それでも、繋がっていた残りの部分は活動中で、エラーの数を急激に増やしている。raidz2 でも三つディスクが落ちれば、復旧に必要なデータが足りなくなるのだ。

システムを再起動してもプールが認識できない。かなり焦った。その後、zpool export を行い、zpool import -F -X でプールを再認識。交換中のディスクも含めて、マウントしなおし、resilver を再開した。一度目の resilver 中に数十のファイルが破損したと表示される。

その位は全部無くすのに比べたらましかと思っていたが、途中で resilver が失敗したようで、最初から自動で resilver が始まった。そのまま待つと、一度は破損して復旧できないと表示されていたファイルが zpool status -v でも表示されない。どうやら、二度目の resilver 中にファイルの修復が出来たようだ。

最終的に resilver も終了し、ディスクの交換の一部が終った。

一時は壊れたかと思った zpool だが、ファイルの破損もなく復旧できたもよう。

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