zpool を拡張し、新たな容量を確保2016年02月23日 13時30分04秒

zpool のデバイスを交換した。五年ぐらい前には zpool replace をして、新しいディスクの容量が大きければ、自動的に大きくなっていたのを覚えているが、最近の ZFS は動作が変わったようだ。FreeBSD 10.2-RELEASE を用いている。

zpool には autoexpand と言う属性がある。初期値は off になっている。これを on にすると、ディスクが交換された時に、新たな容量が利用可能になっていると、自動的に認識して容量が拡大される。mirror や raidz の時にはそれぞれの領域が拡張可能にならないと利用可能にならない。off の時は、zpool online -e にて拡張できる。

zpool list でどれだけ利用可能か調べられる。932GB 程広げられるようになった。

# zpool list
NAME   SIZE  ALLOC   FREE  EXPANDSZ   FRAG    CAP  DEDUP  HEALTH  ALTROOT
bkup   931G   692G   239G      932G      -    74%  1.00x  ONLINE  -
$ zpool status
  pool: bkup
 state: ONLINE
status: ...
action: ...
  scan: resilvered 16 in 7h56m with 0 errors on Mon Feb 22 00:53:02 2016
config:

        NAME              STATE     READ WRITE CKSUM
        bkup              ONLINE       0     0     0
          raidz1-0         ONLINE       0     0     0
            gpt/zfs5       ONLINE       0     0     0
            gpt/zfs6       ONLINE       0     0     0
            gpt/zfs3       ONLINE       0     0     0
            gpt/zfs7       ONLINE       0     0     0
raidz 編成でどのデバイスに対して online を行えば分からなかったので、取り敢えず一番最初の物に。
# zpool online -e bkup gpt/zfs5
# zpool list
NAME   SIZE  ALLOC   FREE  EXPANDSZ   FRAG    CAP  DEDUP  HEALTH  ALTROOT
bkup  1.82T   692G  1.14T         -      -    37%  1.00x  ONLINE  -
無事に拡張できたようだ。

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