手作りワイン - ワイン仕込み2015年10月11日 12時58分25秒

自作ワインのグループに誘われたので、参加してみた。土曜日の日本語学校が終って、四時から。三十分ぐらい余裕が、あるので公園で若干時間を潰してから。

四時五分前に着いた。駐車場がほぼ満車状態だったのは驚いた。他にもグループであれこれ作業をやっているようで、予定の四時を五分程送れて開始。

最初に機械で葡萄を圧搾。篭に入った葡萄を上から入れて、潰された葡萄がしたから出てくる。一篭十キロくらいはありそうで、それが三十から四十篭ぐらい。小さい五右衛門風呂ぐらいのプラスチック製の樽に入れた。

その後、棒を使って更に葡萄を潰してかき混ぜる。息子も一生懸命にかき混ぜる。娘は背が若干届かずに、ダッコしての作業だった。風呂のかき混ぜ棒みたいに棒のしたに、葡萄を潰すための足が付いている。作業している間に、係の人が葡萄の糖度を計り、計測機を見せてくれた。息子も娘も見入っている。それから、酸性度の調整のためにクエン酸を入れた。息子達はこれを一なめずつ貰って口にしていた。

途中で、葡萄の汁を子供達と飲んでみたがとても甘い。市販の葡萄ジュースなどよりもよっぽど甘いくらいだ。このジュースを少し取り出して、少しずつ酵母を加えてかき混ぜていく。とりわけの酵母入りジュースが四リットルくらい出来たら、樽に戻した。そして、再度撹拌。元々、棒で潰すのも目的ではあるが、潰すよりも撹拌の方が大事だそうだ。酵母と糖分をしっかり混ぜて発酵を促すのにはしっかりと混ぜる必要があるとのこと。もちろん潰せば、葡萄から汁が出て発酵の助けになるとのこと。

作業は一時間程で終り。機械で潰して、かき混ぜるだけ。この樽は一日もすると発酵が進んで上に白い泡が浮くのだそうだ。次の作業は一週間後で、圧搾の作業がある。

ワインはもっと繊細な作業なのかと思っていたが、ずいぶんと単純だった。むしろパンを焼く方が色々と細かい。子供達も楽しんで説明を聞き、作業をしていた。