FreeBSD i386 で PAE を使う動機2014年07月13日 14時55分44秒

最近では Samsung RV515 も本格的に FreeBSD で使いはじめている。しかし、使っているのは i386 のカーネル。HP Pavilion dv6426us が未だに現役で、本機なのでこちらに合わせる必要がある。こちらでは 64 bit の amd64 が動かないのだ。

RV515 には 4GB のメモリが搭載されてる。しかし、起動時に above 4GB ignored の表示されて、最終的に 1 GB 以上のメモリが削られている。

dmesg を調べると、real memory でしっかりと 4 GB 認識されている。しかし、avail memory は 2740 MB しか利用可能になっていない。どこかで i386 版のカーネルでは上限が 2.5 GB だと見た気がするが、出典先が見付けられなかった。起動時に BIOS から渡される表示を見ると、こちらもメモリがおよそ 2.5 GB になっている。

そこで、まず PAE を使ってしっかりと 4 GB のメモリが認識するかどうかを確かめるところから始める。以前は FreeBSD Handbook に PAE の記述があったと思うが見当たらない。削除されたのか、記憶違いだったのか。

sys/i386/conf/PAE と言うファイルが既に準備されている。PAE は広くは使われていないので、順に試していくのが安全だろう。