細かい場所の雪掻きはちりとり2014年02月18日 13時11分59秒

今年は雪が特に多いが、ここニュージャージー北部とニューヨーク近郊は毎年雪は降る。雪掻きのテクニックでちょっと役に立つものを。

雪掻きには雪掻き用のスコップがあるのだが、こちらは広いところ用。細かくて踏み固められた所や薄い氷が張ってしまった所は、園芸用のスコップ、英語で trowel がいい。例えば、玄関の前やその階段。一歩目から雪をどかしていかなければいけないので、どうしても最初は浅く、自分で踏んで硬くなる部分がある。ただ、金属性のスコップは危ないので、子供達が使う場合には注意が必要。クナイとか言って投げ始める。

そして、更にお薦めなのが、箒と塵取。ほうきの英語は broom で、ちりとりは dustpan になる。とどのつまり、埃用の手なべ。鍋と言うより、薄いフライパンの方かな。

箒は小さいもので十分だが、毛が硬い方がお薦め。少し位踏み固められた雪だったら、激しくブラシをして弾き飛ばせる。階段なんかだと上から下に降ろしつつ、手狭なので大きいスコップでは綺麗にいかないときが多い。箒と塵取で、ごみを取るように雪掻きもすすめられる。スコップよりも塵取の方が雪を盛れるので、捨てる回数も減って作業効率も良い。

さらに塵取の優れたところは、小さくて軽いこと。特に雪の多い今年、子供達が外に出ての最初の一言は、「お父さん手伝う。」になった。家の四歳と七歳の子供達に持たせて、「まずはここをお願いね。」と細い通路をやらせる。一盛りも軽いので子供達でも、雪を運べる。「さっすが、おねえちゃん。」等の褒め言葉を聞きたくて頑張ってくれる。子供達も随分と頼りになる年齢になってきた。