swap zone exhausted, increase kern.maxswzone ― 2014年02月01日 13時56分16秒
swap zone exhausted, increase kern.maxswzone
が大量に表示されて焦った。
調べてみると、loader.conf に設定できて、32MB がデフォルトでおよそ、7GB のスワップ領域が利用できるらしい。他にも 64MB がデフォルトで 14GB 利用できるとの記述も目にしたので、変わったのかもしれない。
何はともあれ現在利用中のシステムは 8.4-RELEASE。i386 のシステムに 4GB の実メモリが搭載。普段は 2GB のスワップ領域なのだが、tmpfs で大量に使いはじめたので 3GB を追加して、5GB にしておいた。
不思議なのは、この 5GB を使いきる前にこのエラーが表示され始めたこと。焦ってしまい、正確な数字は覚えていないのだが、スワップを 2GB から 3GB ぐらい行った頃にこれが出てきた。上とは計算が合わない。
メーhリングリストの swap zone exhausted, increase kern.maxswzone にて指摘された Kernel hang on 6.x によると、これは スワップ領域は残っているが、スワップを管理するハッシュテーブルが埋まってしまった事に起因するらしい。そして、スワップ領域が無くなった時にプロセスが殺されるのに対して、こちらでは待ち続けるそうだ。
/usr/src/sys/vm/swap_pager.c のこの部分みたいだ。
swap = *pswap = uma_zalloc(swap_zone, M_NOWAIT);
if (swap == NULL) {
mtx_unlock(&swhash_mtx);
VM_OBJECT_UNLOCK(object);
if (uma_zone_exhausted(swap_zone)) {
printf("swap zone exhausted, increase kern.maxsw
zone\n");
vm_pageout_oom(VM_OOM_SWAPZ);
pause("swzonex", 10);
} else
VM_WAIT;
VM_OBJECT_LOCK(object);
goto retry;
}
急いで必要ないファイルを tmpfs から消したら、通常運転に戻った。
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