完全 FreeBSD 8.4 環境へ2013年07月31日 13時10分35秒

FreeBSD 8.4 は正式リリースされる前から使っていて、安定している。ちょっとした問題はあったが、取り敢えず更新は終わった。

Xorg の更新やらあちらこちらの大型更新を一足飛びに処理したので、まあ手間はかかった。新しい機械もあったのでそれも有効に活用。4GB のメモリを tmpfs として最大限に活用

FreeBSD を使い始めた当初は未知の領域だったが、既に十年以上がたち、時間の問題程度にしかなくなった。以前は portupgrade すらなかったので、更新するとあったらそれこそ再コンパイルぐらいしかなかったものだ。まだまだ学生の青二歳であったが。portupgrade のコードに目を通し、動的ライブラリを保存しておくとこにより、依存しているソフトウェアの再コンパイルを不要にしているのは、良い勉強になった。それが、ライブラリについての知識を深める切っ掛けとなったのだから。

ports の更新で一番大切なのはやはりバックアップ。これに尽きる。しかし、このやり方もやり方次第で大きく変わる。

最初にしているのが ports のバックアップに適したディスク構成。/usr/local 以下に /var/db/pkg も押し込めている。まあ、必須ではないが、この方法を使わないと /var/db/pkg も各々に正しく対応するバックアップを取る必要がある。

そして更新の第一歩、開始時の最初の作業 ufs_copy を用いて、原本を保存。

そして二つ目の柱として、その後は頻繁にスナップショットをこまめにを取って間違ったときの為に備える。

第三の要はやはり、事前準備。大規模な ports の更新を行なう前は、必ず予行練習を行なっている。ここから、新しい依存関係や注意点などを洗いだし、本番作業に移っている。

更新の手引では無いが最後にもう一つ。基本的に ports と package は混ぜるな危険。スクリプトなど混ぜても大丈夫なものもあるが、コンパイルされたものは避けた方が無難。ports なら ports、package なら package としっかり貫き通すのが、余計な問題を呼び込まない鉄則。