銀行口座が自動停止2012年09月09日 03時08分14秒

PNC Bank で銀行口座を保持していた。既に十年以上前に開いた口座。アメリカの景気が良かった時からなので、最近の口座と比べると色々と有利になっている。

アメリカでは、銀行口座には基本的に Checking Account と Saving Account の二つの種類がある。

Checking Account は良く日本語では当座預金口座と訳される。ほとんど利子も付かない口座。最近は、随分と利用が減っているが、アメリカではチェックを書く。それを書いた時に引き落とされるのがこの口座。小切手と訳されるが、そんな物々しいものではなく、手軽に書ける。郵送で現金を送ってはいけないので、チェックを書いて諸々の支払をする。一番、日常的な口座型。

そして Saving Account は普通預金と訳される。こちらは若干利子が付くが、引き落とし回数が制限されていたり、チェックも書けないので、使い勝手は劣る。特にここ数年は景気も悪いので、この口座も利率が低いため、昔に比べたら魅力がない。

そんなわけで手間も掛かるし、最近は口座間の移動はほとんどしていなかった。それでも、時折移したりしていたが、この前に口座を始めて以来、残高をゼロにした。そのまま放っておいたところ、インターネットで点検した時に口座が無くなっていたのだ。

そこで、銀行に電話をすると、なんと二ヵ月間残高が無いと、自動的に口座が凍結されるのだそうだ。たった二ヵ月で勝手に使えなくされるのは大変驚いた。なお、支店に出向けば、再度使えるようにしてもらえるらしいが、わざわざ出て行かなければ行けない。PNC はニューヨークでは支店が少ないので、簡単には行けない。

なお、クレジットカードの口座は、頼んでもなかなか解約して貰えない。電話して解約すると言われても、そのままずっと有効だった事も何回かある。何年も使わずにいて、解約してくると手紙が来たのは一度だけだ。むしろ、銀行が買収されてカードも統合で無くなったことの方が多い。