uyota 匠の一手

Jones Beach は良いのだが、ニュージャージから行くとジョージワシントン橋の渋滞は避けられない。そこで、他にも近くて行きやすい海を探している。そこで、北部のタッパンジー橋を使っていける Rye Bearch (ライ ビーチ) を試してみた。

Rye Beach は、マンハッタン北部のウエストチェスター群にある海岸。遊園地の Rye Playlad に隣接している。ここも、ジョージワシントン橋を渡って行くと、三十五分ぐらい着くのだが、渋滞にはまると最低三十分は必須。そこで、タッパンジー経由だと五十分だが、こちらはそれほど混まない。

とは言ったものの、短い時間は魅力的なので試してみた。Google Map によると混んでいるが、四十分少々で行けると出ている。そこで、少しの渋滞を覚悟に行ったら、三十分以上の遅れ。Google Map の渋滞情報は今後信じないことにした。遠回りをしていた方が、結局早かったわけだ。

駐車場が五ドル。そして、入場料は大人が一人四ドル。五歳から十二歳が三ドル。今回は既にシーズンが終わってはいたが、プールもある。海岸は駐車場からすぐ近く。百メートルも歩かないくらい。入江にある海水浴場でほとんど波が無い。波の高さと言ったら、川岸に打ち寄せる波のようだ。浜辺自体もとても小振りで、水深も浅いところが長く続くので小さい子供には危なくなく向いている。しかし、水は大変汚かった。ゴミこそは散らかっていたり、浮いていたりしないが、日焼け止めのクリームの物と思われる油があちらこちらの水面上に光って見える。

子供達は水に入って遊ぶことも多かったが、今日は砂遊びの方が多かった。残念な事に、今回は砂遊び用のバケツ、シャベル、その他を忘れてきてしまい、息子の不満が爆発。運良く最後に追加した、古めのプラスチックのコップを玩具として使うことで、機嫌を直した。大きい山が出来てきたら、壊したい娘と喧嘩。そこで、二つ目を作る。その後、水遊びで冷えた体を温めるために、埋めた後が山になり、計三つの大山を作った。

ここの海水浴場もシャワーがある。プールの物と共有の用だ。水が常に噴霧されているシャワーで、冷たいのと砂が流しづらいのでいまいちだった。また、高さが大人用だけなので子供は抱え上げて浴びさせないとほとんど当たらない。

帰りは、迷いなく遠回りの道を通ったが、こちらも若干渋滞。十分ぐらい予定より遅れた。子供達は楽しく遊んでいたが、水の汚さを考えると、また連れて来たいかどうかは微妙な海だ。