FreeBSD で tap の設定2009年02月27日 00時58分40秒

FreeBSD で tap を設定する。tap は仮想的なネットワークインターフェースを提供する。


$ kldload if_tap

にて、カーネルモジュールを読み込む。


$ sysctl net.link.tap.user_open=1

man を読むと、これで一般ユーザでも tap を利用できるように なると書いてある。以前のリリースノートを読むと、「これはファイルシステムのパーミッションがあれば特権がなくても tap(4) ノードにアクセスできるようになります。」なので、chmod でパーミッションを変更する。

なお、このパーミッションの設定に devfs.conf は使えない。man devfs.conf を見ればそのまま書いてあるが、起動時に存在するデバイスのみに使えるのであって、USB 機器などの活線挿抜するデバイスには使えない。試してはいないが devd/devd.conf ならば、これらのデバイスにも対応できるかもしれない。


$ sysctl net.link.tap.up_on_open=1

を行なうと、/dev/tapX にアクセスした時に自動的にデバイスが有効にされる様になる。しかし、man tap によると ifconfig tapX up が必要無くなる。

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