ストリーム型 SCTP で実験2008年04月30日 16時36分02秒

Stream Control Transmission Protocol (SCTP) を FreeBSD で試している。TCP と同じトランスポートレイヤーのプロトコルで、TCP の様なストリーム型とメッセージ単位での通信をサポートする。

ストリーム型の通信を行ないたいのなら、socket(2)IPPROTO_SCTP を渡すだけで、TCP を使った通信から SCTP に変更できる。

FreeBSD では 7.0-RELEASE から実験的に実装されたとあった。ggate でメッセージが無くなるので、SCTP に変えたらと思って、実験をした。netstat -f inet -p sctp で見ると SCTP での接続が行なわれているが、うまくいかない。 SCTP が悪いのか ggate が悪いのかは判らない。TCP だと inetd(8) などを使って、簡単に接続実験を行なえるが、SCTP だと似たような事が出来ない。

SCTP を使いこなすには、まず経験を積まなければいけなそうだ。