記憶力2007年10月09日 13時22分04秒

つい最近までは、記憶力など大したことはなかった。親の顔や他の人の顔などは、時間を掛けて覚えていけた様だったが、短期的な記憶力は微々たるものだった。

楽しく遊んでいても、ベットから飛び降りようとしたり、階段から頭を出して、下を覗いたりすると、抑えてダッコしつつ他に連れていくしかない。また、楽しそうにゴミ箱を叩くぐらいだったらいい。それをひっくり返そうとすると、取り上げるしかない。特にお気に入りは台所のものだから、なおさらだ。取り上げると、最初はグズるが、三秒もすると忘れてしまうのだ。

最近、水遊びを覚えた。食事の前にやる、水のパチョパチャが楽しいことを、ふと悟ったのだ。ちっちゃい御手々を洗って、洗面所を離れると暴れる。指を指して、連れて行けと指令するのだ。それを、無理矢理椅子に連行し縛り付ける。(注)相変わらず暴れている。しかし、早急に一口目を口に持っていくのだ。その間、約一、二分。暴れ続ける。しかし、ご飯の魅力には叶わず、さっきまで怒っていたのを忘れて、満面の笑顔。

記憶力が最初にもたらすのは、悲しい現実を目の当たりにしなければいけない事のようだ。

注: 乳幼児は暴れるので、椅子にしっかりベルトで固定しないと落下の可能性などがあり危険です。