ファイルシステムの性能差2007年08月21日 12時19分12秒

新しく買ったノート型のディスクを Vista が占拠していたので、一部を移動させる必要があった。その作業の前に、定石通りにバックアップから始めた。外付けのディスクを繋がないとバックアップが出来ない。適当に USB 接続のハードディスクを見つけて、ntfsclone を始めたのだった。

そのディスクには大切なデータはなかったので、初期化してから使ったのだが、パーティションは元のまま使った。UFS、FAT32 と NTFS があった。

最初は何の気無しに FAT32 に書き込むことにしたのだ。systat で転送速度を見ていると、4 MB/s しかでない。古い型なので、仕方無いかと思って少し眺めていた。そんなに遅いのなら圧縮しながら書き込むかと思い、一度止めたのだった。そこで、何の気無しに、UFS2 にも同じように書き込んでみたのだ。ntfsclone のイメージ出力を直接書き込んだのである。今度は、12 MB/s も出た。二倍の速度が出たのだ。

ファイルシステムのデザインなどにより、性能差が出るのは当り前だが、これほどまでとは思わなかった。内周や外周で速度差も出るとは聞くが、これだけではないだろおう。バックアップに忙しかったので、細かい構成は覚えていないが、こんなに差が出るものなのかと驚いた。