一番簡単な Vista NTFS の縮小2007年08月16日 13時51分44秒

FreeBSD との共存のため。データパーティションを分けたいため。ディスクをパーティションで区切り、小分けにして使う理由は幾つかある。今までの Windows では、FreeBSD なり Linux を CD から起動して、ntfsresize を使っても造作もない作業だったが、Vista では一筋縄ではいかない。

Vista のシャットダウンは嘘で、実は電源を落としたりはしない。裏でこっそりハイバネーションを行ない、あたかも素早く起動できるように小細工をしている。嘘はついてはいけない。そのため、ntfsresize などで変更しようとすると、利用中だとなってしまう。

再起動が頻繁に必要な Windows の事だ。再起動したら、電源を落とすだろうと思い実験した。そうしたら、次の起動時間が半端では無い程長くなっている。再起動をハイバネーションで誤魔化すのは無理だ。

一番簡単な Vista NTFS の大きさの変更は Vista を使うことだ。コンピュータを右クリックして、管理を選ぶと細かい設定が調整できる。その中に、ディスクの管理がある。ここで、希望のパーティションを右クリックすると、縮小や拡張ができる。

この縮小にも、意図的な制限があり、パーティションだかディスクの半分までしか、縮小できないようだ。しかし、FreeBSD なり Linux なりを CD から起動して、作業するよりも簡単で、素早い。流石、自前のファイルシステムだけはある。リスクを最小限にして、手っ取り早く、パーティションを分割したいのならば、一番の選択だ。

Vista 内で NTFS の大きさを変更すると、chkdsk なども必要無いので簡単だ。ディスクの大きさも数年前と比べると桁違いなので、時間がかかる。

しかし、ntfsclone や dd でバックアップを取っておくのは、賢い選択だというのは変わりは無い。ディスクのイメージを処理するので Windows が壊れても、復帰させるのは造作もない。