FreeBSD の ports システム2007年06月26日 11時44分11秒

FreeBSD の ports システム は良くできている。特に新規のインストールには最高だ。make install で依存関係も含めたインストールも終わってしまう。

一時期は Liunx や OpenBSD なども並列して使っていた。次第に OS 間で、バージョンを合わせる努力を重ねるのに疲れ、FreeBSD に絞った。結局のところ、違った OS 間でアプリケーションのバージョンを全てそろえるのは、ほぼ不可能に近い。結局、何かしらが違っていた。その時に、FreeBSD を選んだ理由は、ports でサポートされている数が抜きん出ていたのが一つの理由だった。

しかしながら、アップグレードはすこぶる難しい。portupgrade を無くしてはほぼ不可能だ。portmaster なる物も最近で出てきたようだが、残念ながら長い間使われていた ports では動かなかった。既に削除された物を上手に扱えない。もし、新規にインストールした環境なのであれば、問題ないのかも知れない。

依存関係のデータが大きくなってたため、portupgrade では、それこそ ports のビルドよりも、データベースの再構築と修正にかなりの部分が費やされる。最近では、そのことに対する不満や、再設計の提案なども良く目にするようになった。