GCC 4.2 を導入2007年05月31日 13時38分01秒

やっと、7.0-CURRENT にて、GCC 4.2 による buildworld と buildkernel が終わった。

UPDATING によると Symbol versioning や INCLUDE_CONFIG_FILE など影響の大きそうなものがいくつか五月の間に入った。そして、最近二、三ヵ月の間、CURRENT 環境を更新していなかったので、少々心配したがいつも通り何も問題なく出来たようだ。

GCC 4.2 ににはバグがあり、メモリを大量に使ってしまうらしいとの話もチラホラ見られた。もし、Xorg の更新などで、コンパイルが失敗するようだったら、スワップ領域を増やしてみるといいかもしれない。ただし、性能は大幅に落ちるだろう。

その他に、最適化や gcc のフロントエンドなどが書き換えられたなどの影響で、コンパイルに必要な時間は伸びたらしい。実際に、buildworld や buildkernel が終わるのに、今までの二、三倍ぐらいの時間が掛かったような気がする。しかし、普段はオブジェクトを消さない。そして、計算機も常時運転ではないので、この二、三倍と正確な値として出されたものではない。

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