大学時代のノートを大量に捨てた ― 2007年05月12日 09時29分05秒
学生時代は、それなりに昔のノートも見直したものだった。シリーズになっているクラスの為の復習。他のクラスでも同じことを扱ったのを思いだし復習。至らぬ所もあっただろうが、無事に終了し数年が経った。
在学中は見直すこともあった為に、卒業してすぐはどうしても捨てられないものだった。今までも何回か開いて見たことも何回かあった。それなりに昔を思いだし、こんなことをやっていたのかと思うのだった。そして、習った内容なども簡単に頭に戻って来るのだった。
流石に何年も経ってくると、ノートを開いても昔のようには、記憶が戻らない。ノートは授業の流れに沿っていて、教科書を補助する形で書かれたものが多い。教科書の内容や教室の雰囲気がまだ記憶にある間は、懐かしさと共に記憶も甦って来る。しかし、それが故に、何年もして昔の事を忘れてくると、ノートを見返しても得られるものが減ってくるのだ。
学生時代は、ノートのここら辺にあの事についてあったはずだと開いたものだ。しかし、それも、もう無い。直接必要な物だったら、頭に残っている。また必要になったとしても、新しく調べ直した方がノートを漁るよりも速い。また、昔に習ったことは、既に当てはまらないかも知れない。そして、今では開くのは片付けの時に見つけた時だけなのだ。
そんなこんなで、次第に場所を取るだけの、御荷物になってきているノートを思い切って捨てた。既に、学生時代の勉強の思いでは、卒業証書で充分だ。
さて、卒業証書はどこに置いたっけな…?
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