新規大型システム始動2006年11月11日 14時30分08秒

始動日前日の深夜まで試験を続けた。そして、始動日も宵を過ぎた頃から開発陣が付き添って、システムを起動した。そして、夜になってシステムは停止され、最後の後処理が終わるまで、交替しつつ付き添った。

いくつかの問題が初日に表面化したが、全て事後処理として解決できる問題であり、旧システムに振り替える程の障害ではない。複数の部署間でシステムの変更が必要になる大型プロジェクトだ。そして、今回その中核となるシステム部門に所属している。この大きさのプロジェクトとなると二十年に一度の規模になる。そのような規模のプロジェクトで、二、三の問題で済めば、順調な滑り出しとしか言いようが無いだろう。

問題点の解析も問題が見つかり次第すぐさまに始まった。最初は一部のグループでソースコードの解析を行なったが、特にめぼしい問題点が見つからない。そこで、開発環境で同一の現象を再現することになった。必要な情報を収集し、環境を整える。十数分後には、問題が再現されてデバッガでの追跡が始まった。

数分もしないうちに、デバッガにて問題点が判明した。デバッガを使った、緊急対策を施すことも可能な修正だった。しかし、事後処理で対処できるので、デバッガの割り込みの失敗のリスクを避けるために、却下された。

修正を施した後に開発環境での試験を重ね、全ての営業の取引が終了した後に、運用機に修正が適応された。

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