SVN から git に移行したため FreeBSD 13.0-RELEASE の mergemaster が面倒になる2021年03月20日 12時01分15秒

FreeBSD が Subversion から git に移行した。もちろん良い面もあるが、悪い面、不便になった面もある。

まず、最初に遭遇するのが、git のクローンとチェックアウトだろう。まあ、これは避けようがない。

次に当たるのが、mergemater だ。mergemaster -UPiF を使うと、手元で修正していないファイルは自動的に取り込んでくれるた。しかし、SVN から git に移ったせいで FreeBSD のメタデータが変ってしまっている。

devfs.rules を例としてあげる。

# mergemaster  -UPiF
--- /etc/defaults/devfs.rules   2020-10-10 10:22:02.399353000 -0400
+++ ./etc/defaults/devfs.rules  2021-03-30 00:14:40.597670000 -0400
@@ -13,7 +13,7 @@
 # references must include a dollar sign '$' in front of the
 # name to be expanded properly.
 #
-# $FreeBSD: releng/12.2/sbin/devfs/devfs.rules 338204 2018-08-22 15:55:23Z brd $
+# $FreeBSD$
 #
 
 # Very basic and secure ruleset: Hide everything.
@@ -86,3 +86,7 @@
 add include $devfsrules_unhide_login
 add path fuse unhide
 add path zfs unhide
+
+[devfsrules_jail_vnet=5]
+add include $devfsrules_jail
+add path pf unhide
このファイルは原本のままだったが、$FreeBS$ の値が変っているので、mergemaster はプロンプトを出してくる。

今回は変更していないファイルを二、三十個はプロンプトを出してくるので気を付けないといけない。

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