zlib 関連の資料2020年10月25日 12時31分16秒

一時、FreeBSD の zlib の状況に興味があって、zlib 関連でいろいろと調べていた。カーネル内の zlib が若干古くて、簡易版の API が使えなかったのだ。

zlib を扱う上で一番注意しなければいけないのは、zlib は .gz 拡張子で終る gzip 形式の圧縮形式そのものでは無いことだろう。圧縮アルゴリズム自体は互換ではあるが、zlib のヘッダと gzip のヘッダが若干異っている。古いライブラリなので、数バイトでも節約できる様に、小さい zlib ヘッダ形式を使っている事に起因する。

日本語の資料としては、zlib の使い方が一番まとまっていて、例と共に各種 API が列挙されていて分かりやすい。

zlib はファイルとして書き出すためではなく、ネットワーク等で送る時に使われる事が多い。その為、圧縮、展開のモードが決まっている。細かい動作や仕様などは Zlib Flush Modes が一番まとまっている。

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