FreeBSD のセキュリティ勧告が五つ、Errata が三つ出ているうちのセキュリティ五件分2020年05月13日 12時49分03秒

FreeBSD のセキュリティ勧告が五つ、Errata が三つ出ている。今回は二件ずつ同じ箇所で重複。

FreeBSD-SA-20:12.libaliasFreeBSD-SA-20:13.libalias は ipfw 関連。libalias は ipfw に使われているライブラリで、pf(4) や ipf(4) のファイアーウォールには影響は無い。意図的に改編したパケットで、システムを落すことが出来る。対象はサポートされているリリース全てで、12.1-RELEASE と 11.3-RELASE に、準備中の 11.4-BETA になる。

FreeBSD-SA-20:14.sctp は sctp の共有鍵の検査の不備。対象はサポートされているリリース全てで、12.1-RELEASE と 11.3-RELASE になる。

FreeBSD-SA-20:15.cryptodevFreeBSD-SA-20:16.cryptodev は暗号かデバイスを用いている時の問題。free 後のメモリ参照と、MAC キーの長さの点検に不備がある。前者の対象はサポートされているリリース全てで、12.1-RELEASE と 11.3-RELASE で、後者は 12.1-RELEASE のみ。

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