良いトロンボーンを購入2019年08月27日 12時49分45秒

息子がトロンボーンの演奏をしている。アメリカの学校は、日本の学校の様に楽器の貸し出しは無い。そこで、一年目は、レンタルを行った。一年続くか分からなかったから。二年目は、安いトロンボーンを購入。実は、安いトロンボーンを買った方が、一年間レンタルするよりは安い。三年目になる今年は、しっかりとしたトロンボーンを購入するように先生に勧められたので、今日は半休を取って息子と買いにいった。

アメリカでは、学校の先生が学校が終った後の家庭教師を結構やってくれる。息子は、一週間に一度の練習を続けてきた。ふと気が乗ったときは一人で一生懸命練習するが、普段は練習をしない時の方が多い。それでも、校外で練習をしているだけあって、上手な方に入るようだ。

今回は、車で一時間ぐらいの所まで出ていった。そこで先生と待ち合わせをして、先生と一緒に吹き比べをしながら、一時間半ぐらい試した後に決めた。数がたくさん置いてあり、中古も多いが値段が高い。トロンボーンは大体二千ドルから四千ドルぐらいの物が多かったがその倍以上するものも沢山置いてあった。

その先生も、中学生くらいになる時に、ここの楽器屋でトロンボーンを購入したそうだ。先生の御勧めも二千ドル辺りで良いのを探そうとの事。配管や、管の太さと肺活量、ピストンやレバー等が違うそうだ。お金に余裕があるのなら、もっと高い楽器を買っても良いが、この中学、高校、大学ぐらいだったらこの値段の物でもしっかりとやっていけるし、二倍、三倍の値段のものを購入しても値段差分の違いは出ないとの事。

値段的には四千ドル、二千ドル、八千ドル、千ドルのトロンボーンを吹き比べして、最終的には二千ドルの物に落ち着いた。同じような値段層も幾つか吹いたので、十個近く試したのでは。流石に千ドル辺りは今いちだったようだ。先生がトロンボーンを購入したころと比べると、造りも良くなっているらしい。また、最後に出して貰って決めた二千ドルクラスのトロンボーンはケースがしっかり出来ていたのが更に良かった。背負えたり、肩からの下げ紐を付けたり外したりできる物で、子供が学校まで持ち運びするのにも都合が良さそう。