FreeBSD の システムコールと IPv6 の EN が二つずつ ― 2018年09月28日 11時53分59秒
sysctl net.inet6.ip6.maxfrags=0
で回避することは出来る。対象は FreeBSD 11 系のみ。
FreeBSD-EN-18:10.syscall は freebsd4_getfsstat システムコール でメモリの割り当てに失敗したときに、未割当のメモリを free してしまう問題。FreeBSD 4.x 時のバイナリを実行したときに露呈するバグなので、よほど古いバイナリを使い回していない限りは影響は無いだろう。対象は FreeBSD 11 系のみ。
FreeBSD-EN-18:11.listen は IPv6 の listen システムの実装に問題があり、各種変数を正しく戻さないために、かーねるをクラッシュさせる可能性がある。回避策は無い。
FreeBSD-EN-18:12.mem は getcontext と swapcontext のシステムコールが、未完全なメモリの初期化の為に、以前に使われた値がユーザ空間に洩れる問題。対象は FreeBSD 10 系と 11 系の両方。回避策は無い。
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