VMware Fusion で仮想マシンを複製することによって、解放されていないディスクスペースを取り戻す2018年03月22日 11時30分08秒

最近、MacBook にて、VMware Fusion を使っている。幾つかの仮想マシンがあるが、その一つに FreeBSD を入れて、ZFS 等で遊んでいた。

400GB 程あるはずの、ハードドライブの容量が圧迫されたと言われて VMware が動作を中断して、プロンプト待ちを起こすことが出てきた。Mac 上のファイルを消しても消しても、すぐにディスクの容量が足りないと警告される。

さて、VMware の動作に問題がありそうなので、じっくりと見はじめた。最初に気が付いたのが、VMBoundle ファイルが異常に大きいこと。25 GB の仮想ハードドライブを二つに、50 GB の仮想ハードドライブを一つ作っていて、FreeBSD 上で見ると半分以下しか使われていない。VMBoundle ファイルが、170 GB もあるのだ。スナップショットを取ったり消したり、ディスクを作成したり、削除したりを繰り返したりもした。

今回の容量の異常に関し、全てのスナップショットを消してみた。それでも 170GB も物理ディスクを占有していたのである。ディスクのクリーンナップ等を行っても一向に改善しない。

一つ気が付いたのは既存のディスクの追加を選ぶと、見覚えの無いディクスが沢山出てくるのである。そこで、VMware のファイル管理に問題があると結論に達した。恐らく、電源が落ちてしまったり、MacOS がクラッシュしたときに、VMware のファイル管理に不整合が出来てしまったのだと。

仕方がないので、VMware の「Create Full Clone」を使って、複製し古いコピーを捨てることにした。「Create Full Clone」を実行すると、170 GB のディスク占有量の仮想マシンから、50GB のディスク占有量の仮想マシンが出来た。割り当てている仮想ディスクの総量は 100GB で利用率は半分以下。複製の結果は妥当に見えた。

その後、数回の起動点検と確認を行って、問題なく複製できているのを確信した後に、余分な 170GB のファイルを消して、VMware のディスク圧迫バグから回避することが出来た。

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