FreeBSD の bhyve の環境で新規環境を四つのコマンドで最短起動 ― 2018年01月09日 11時57分31秒
実は、bhyve はディスクイメージそのままを使っているので、配布されている VM イメージがそのまま利用できる。vmm カーネルモジュールを読み込み、fetch でイメージを取って、xz -d で展開し、そのまま起動できる。
起動してログインも完了。
bhyve-host$ kldload vmm
bhyve-host# fetch https://download.freebsd.org/ftp/releases/VM-IMAGES/11.1-RELEASE/i386/Latest/FreeBSD-11.1-RELEASE-i386.raw.xz
FreeBSD-11.1-RELEASE-i386.raw.xz 100% of 212 MB 1826 kBps 02m00s
bhyve-host# xz -d FreeBSD-11.1-RELEASE-i386.raw.xz
bhyve-host# sh /usr/share/examples/bhyve/vmrun.sh -d FreeBSD-11.1-RELEASE-i386.raw FreeBSD-11.1
Launching virtual machine "FreeBSD-11.1" ...
Consoles: userboot
FreeBSD/amd64 User boot, Revision 1.1
(Tue Jan 16 20:53:23 EST 2018 hiro@rv515.advok.com)
Loading /boot/defaults/loader.conf
...
/boot/kernel/kernel text=0x127d5b5 data=0xe42bc+0x284034 syms=[0x4+0xe6250+0x4+0x173393]
Booting...
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FreeBSD is a registered trademark of The FreeBSD Foundation.
FreeBSD 11.1-RELEASE #0 r321309: Fri Jul 21 04:10:47 UTC 2017
root@releng2.nyi.freebsd.org:/usr/obj/usr/src/sys/GENERIC i386
FreeBSD clang version 4.0.0 (tags/RELEASE_400/final 297347) (based on LLVM 4.0.0)
VT(vga): text 80x25
CPU: AMD E-450 APU with Radeon(tm) HD Graphics (1646.25-MHz 686-class CPU)
Origin="AuthenticAMD" Id=0x500f20 Family=0x14 Model=0x2 Stepping=0
Features=0x1783fbff
今回は、amd64 機で i386 システムを動かしてみた。ネットワークを使ったりするには tap を設定したりする必要もあるが、今回はそれこそ起動して簡単に使って感触を得るのが目的。
bhyve は特殊なインストラクションを使うので、実機で使えるかを調べる必要がある。AMD だと、Features2 に POPCNT が、Intel のだと Vt-x に EPT と UG が dmesg で確認する必要がある。安くなっていたから四年前に買ったラップトップにもついていたので、ここ数年で購入したコンピュータなら動くと思われる。
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