FreeBSD の mdconfig のでスワップファイルは非効率2017年09月20日 06時15分21秒

スワップ領域にするのに一番適しているのは、デバイス。一時的な利用などにより、物理メモリが足りなくて、さらにスワップデバイスも容量が逼迫してしまうときもある。そのような時には、ファイルを通してスワップをすることも可能だ。
$ dd if=/dev/zero of=/mnt/scratch/swap bs=1M count=1 seek=10000
$ mdconfig -a -t vnode -f /mnt/scratch/swap
md1
$ swapon /dev/md1

ただ、これは本当に一時凌ぎの様だ。まずは、root に成れなくてはならない。そして、読み書きの様子を観察をしていると、ファイルへのアクセスは多いのだが、swapin や swapon は大して多くならない。mdconfig を通して、ファイルとしてアクセスするオーバーヘッドがかなり大きい様だ。10 MB/s のディスクアクセスでも、実際のページングになるのは 1 MB/s あたり。ディスクのアクセス効率は、十から二十パーセントからぐらいのようだ。