FreeBSD で swapon を出来るファイルの種類2016年03月04日 14時14分52秒

FreeBSD では、swapon コマンドで、スワップ領域を追加できる。FreeBSD が書き込み方を制御する方法として、「デバイス」と「NFS ファイル」の二形式がある。

一般的なのは、スワップパーティションを準備して、/etc/fstab に記述する方法。最初のスワップ領域は大体こうして設定する。複数のスワップデバイスを指定することも可能だ。

スワップファイルによる追加の方法もハンドブックにも書かれているが、md デバイスを通してのみ。ファイルへ直接書くわけではなく、md デバイスとしての中継が入る。

どちらの形式にしても、基本的にはデバイスを操作しての読み書きとなる。

NFS 上のファイルを swapon をすると特別に扱われる。ディスクレスブート等をしたときにも使われる。これらの処理は VOP を通して行っている。これらのファイルは swapctl 等でもデバイスとは異なった表示がされる。

これらの処理は、swap_pager.c に記述されている。この NFS ファイルの処理は、swapon 時のみにファイルシステムを点検しているのみなので、ufs でも利用可能な望みはある。後で、実験してみよう。

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