主基グラススタジオで自分達のコップを作成2016年01月01日 07時36分38秒

大多喜を出て鴨川の主基グラススタジオへ。山道を通り抜け、思ったよりも距離もあるし、時間も掛かった。時間通りに着けるか心配だったので、事前にお話ししてあったのだが、遅れるようであれば連絡を入れてくれれば都合がつきますと言われていた。元々予約していた時間より遅れそうだったので、電話で連絡を入れる。

山道はほとんど車の通行もないので、一台旅。途中で亀山ダムなども抜けた。大多喜からだと、山から海に向かい一度町を一度かすった後に更に南方の山へ戻る。脇道に入った後に結構山の方に入って行った。

一通り吹きガラスの作成の工程を聞いた後に、作業を開始。作業中も、付いていて、次の作業の説明をしてくれるので、最初の説明は流れを把握するためのもの。

年長二人と小学三年生の三人がやることになった。父にも勧めたがいいとの事。子供達の補助をするため、カメラを預けた。作業場は二人ずつ。まずは、息子とその従兄弟がやることになった。

見本に色々なコップが作って置いてあるので、各々に好きなものを選ぶ。コップの形に寄って若干作業に違いがある。お手本を選んだ後に色を選んだ。息子は赤系の二色で、コップに紐を巻き付けた模様を選んだ。娘は青色で、ハート型。コップと言うよりも皿に近い。

息子は一緒に見てもらいながらほぼ一人で作業をこなす。息の吹き込みが大変なようだった。赤いガラスは一番力が要るとのこと。何回かに分けて吹くらまし、形を整えた。その後に模様のガラスを張り付け、コップ側を回転させる。溶けたガラスが、コップに巻き付き模様となった。

幼児は大体大人の補助が必要らしいが、娘は全部自分でやりたいとのこと。一人で座りたかったみたいだが、万が一のため補助のために隣にいるので、手伝って欲しかったら教えてと言って隣に座る。息の吹き込みも、ガラスを回しての形の調整も一人で一生懸命にこなしていた。一度丸い御皿になった後、横にした皿を上から押しつけて、ハート型に変える。上の部分を少しへこませた後に、その真下を下に伸ばすと綺麗なハートになった。

出来たガラスをそのまま冷やすと外側と内側の膨張の差で割れるので、専用の釜で五百度からゆっくりと十三時間ぐらいかけて冷やすそうだ。その為、作ったコップはそのまま持ち帰り出来ない。翌日以降に取りに来るか、郵送になる。

子供達の作業なので、各々、四、五十分掛かったようだ。ほぼ二時間程滞在していた。その後、近辺の地図を頂いて、観光地やお勧めの食事処等を教えてもらった。