納豆を作る一番簡単な方法2015年09月05日 16時46分34秒

アメリカでは納豆は高級食材。冷凍物の三個パックが日本円に換算して五百円ぐらいになっている。高いし、何もその値段を出してわざわざ食べるものだとは思っていないので、アメリカに住んでいると頻繁に食べる物でもない。

そのため、逆に納豆に興味を持ち、どうすれば作れるか色々調べて試してみた。納豆は、茹でた大豆に納豆菌で発酵食品。納豆菌を売っていたりもするが、容器の納豆を数粒ぐらい取り出しただけでも、しっかりと作れる。

あちこちの納豆の作り方を調べると、みな器具の殺菌や消毒等の工程が色々と入っているやり方を紹介している。雑菌に汚染されないようにとのこと。一方で、納豆菌について調べると、結構強い菌類のようでもある。

そんな中で一番簡単な方法。

  1. 大豆を一晩水につけて戻す。
  2. 圧力鍋で、少なめの水で茹でる。
  3. 納豆菌を入れる。
  4. 蓋を閉めて、そのまま二日間放置。
夏の高めの気温と圧力鍋の密閉性を利用した、簡易工法。発酵の最適温度より若干低いため、一日だと短いようだ。

圧力鍋自体がどうしても若干大きくなる。そのため、鍋底に多くても二段ぐらい豆を入れるだけでかなりの量になる。茹でるときは、ひたひたよりも若干少ない程度で。茹でた後に少しだけ、水分が残る程度にして、お湯捨ても省略している。

特別な保温や別の容器を使わないことで殺菌まで省いた処理で、作業自体はとても簡略。